2017/09/01 12:18

昨日は8月31日。ヤサイの日だそうです。そして、夏の終わりを感じさせるような肌寒い風が吹いています。


今年の夏はとにかく雨が多くて、曇りが多くて、すっきりした青空や夏らしい入道雲を見た覚えがありません。

 

御年83才のおじいちゃん農家さん始め、ご近所の先輩農家さん達も「おらぁ、こんな年は初めてだ!」と言っていました。

 

おじいちゃん達、毎年同じことを言っているなぁ、と思ったりもしましたが、毎年「初めて」の理由は違います。

 

雨が多かったり、雨が無かったり、寒かったり、異常に暑かったり、虫が多かったり・・・たり、たり・・・

 

農業、というと毎年毎年同じことを繰り返して行う、というイメージがあるようですが、実際はその年その年によって違う部分が多くあり、たとえて言うならば、コースやユニフォームは同じだけど、毎年違う作戦、テクニックでベストの形でゴールを目指すマラソンみたいなものなのかな、と思います。

 

前年と全く同じ気象条件の年、なんていうのはありません。 

 

その年その年にあった作戦を考え、途中起こる変化にどうにか対応し、できる限りのベストを自分や作物や、土と相談しながらゴールを目指す、そんなふうに感じます。

 

農業は確かに天候に左右されたり、予期しない事に見舞われることも多いな、と思いますが、その予期せぬ事態に助言をいただいたり、時には他の皆さんと協力してどうにか乗り越えて、ゴールを目指す。大変ですが、やっぱりいい姿だな、と思います。

 

ちなみに、今年は長雨の影響で作物の生育が遅れています。

どうにか、日が出て作物が大きくなりますように。。。

 

下は枯れてしまったビーツ畑。

こんな時もあります…

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