2017/09/06 12:11
雨が降った後に青空がでると、すがすがしい気持ちになってう~~~~ん・・・・と伸びをしたくなるのは人間だけではないようで、畑の植物たちも思いっきり伸びをしているかのように伸びに伸びます。
そんな中、畑の中でヘッドスタートをきるのはだいたい雑草で、肝心の栽培している野菜は雑草の陰に入ってしまう→日光が当たらない→育ちが遅くなる→ますます埋もれるという結果にたどり着きます。
とても旺盛で元気いっぱいな雑草・・・特になんという草か知りませんが、放置しておくと大木でも目指したかと思うようなサイズ&固さになるものがあります。そこまでいってしまうともはやハサミでは切れず、鎌でも切れず・・・そうなる前に一本一本抜きとって、または切っていきました。
諺、「悪い芽は若いうちに摘め」とはまさにこのことです。
雑草を抜いたり片づけたりすると、ひょろひょろ・・・とビーツが登場します。なんとも不安定な感じで「ひゃ~~助かりました〜面目ない~~」とでも言っているかのような頼りなさを漂わせています。
こちらとしても「・・・しっかりしなさいよ!」と背中があれば叩いてあげたいような気持になります。
そんな頼りなげなビーツですが、数日経つとシャンとしてのびのびワサワサ伸びていきます。たくましさ、というのはまだあまり感じられないし、雑草の脅威には常にさらされていますが、それでも精一杯日光を浴びようとしています。
野菜は動物と違って鳴いたり、芸を覚えたり、または癒してくれたり。。。ということはありませんが、それでも手をかけたらちゃんと応えてくれます。 育てている間に親心的なものが芽生えて愛おしく思えてきます。 現在はまだまだ小さいビーツですが、ちゃんと立派な美味しいビーツになりますように。