2017/11/26 23:26

突然寒くなったり、雪が降ったり雨がふったり、霜がおりたり・・・もうちょっと嫌になるくらい気ままというか乱暴な天気が続いていましたが、久々に気持ちよく晴れて、そして暖かい週末になりましたね。


KimidoriFarmのある群馬県高山村ではこのいい天気を逃すまじ!!というくらいの勢いでそこらじゅうでこんにゃく芋の収穫が行われています。


こんにゃくの収穫はとにかく人海戦術です。広い畑でひたすら拾う、拾う、拾う、疲労・・・。 

その広い畑に向かう時、人間の力の小ささを感じますが、同時にそのだーーーっと広がる畑に立ち向かう人間のかっこよさのようなものを感じます。畑に向かう人々の姿、なんとなく、映画アルマゲドンのみんなが宇宙船に向かうシーン↓を連想させます。 頭の中でエアロスミスが流れます。だいぶ壮大な感じになっちゃいますが・・・。


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雪が降るかもしれない、雨が降る、土が凍る、風が強くなる・・・という自然界からのプレッシャーがありますので、せっせと拾います。

最初はその広さに無謀さを感じますが、何事も一歩一歩、千里の道も一歩より。地道に続けていれば最終的には終わります。こんにゃく芋も昔は全国各地で作られていたようですが、今や群馬が生産の9割を占めているそうです。このポジションを得る過程こそ、千里の道も一歩より、だったのではないでしょうか。農作業中はとにかく昔教わった諺類に納得する瞬間が多いです。昔の人はほんとにすごいな、と思うばかりです。

 

ところで、先日TBSのテレビ番組「この差ってなんですか」で高山村のこんにゃく農家さんが、肌が綺麗だと紹介されました。ちなみに群馬県は美肌県グランプリ2017で2年連続最下位記録更新中。群馬県は「水蒸気密度と気温が低く、秋冬は肌荒風が吹き、日照時間も長いため、肌には大変過酷な環境です。」(POLA美肌県グランプリ) だそうです。 でも、確かにこんにゃく農家さん、みなさん寒風吹き荒れる中で作業されているのにお肌プルプルつやつや!!

 

こんにゃく、美肌効果が相当高いそうですよ。しかも、生のこんにゃく芋から作られたこんにゃくがいいとか!ここら辺のこんにゃく農家さんは自宅で作って毎日召し上がっているとのこと。こんにゃく効果恐るべし。。。 こんにゃくって自分でつくれるの!?と思うかもしれませんが、高山村の道の駅「中山盆地」ではこんにゃく芋も(作り方入り)販売していますので、ぜひこんにゃく作り、お試しください。生の芋から作ったこんにゃくは、こんにゃく芋を一度粉にしてからこんにゃくにしたものと、全くの別物と言ってもいいのではないかと思うくらい違う気がします。 そしてもちろん、切って洗うだけで食べられるように加工された「こんにゃく」も販売してますよ〜。

 

それにしても、乾燥を好むこんにゃくが、乾燥に苦戦する(特に収穫時!)お肌を救済するなんて、不思議な話です。自然界、うまくできてます。

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