2018/04/18 10:04

月曜日の午後、利根実業高等学校生物生産化食品文化コース3年生の生徒さんがビーツ畑へ見学に来てくださいました。

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こちらの学生さん達は、昨年高山村に蕎麦打ちの実演にきた時、当時の高山村の地域おこし支援隊に声をかけられ、話をするうちに当時支援隊が持っていた「地域の特産品を使って地域を活性したい」という熱い思いと、学生さんが持っていた「特産品で活性化ができるのではないか」という想いが見事に合致。そこから高山村素材を使った特産品の開発をすることになったそうです。

 

特産品を開発するにあたって「高山村に通年あるものでユニークなもの」としてビーツやビーツパウダーといったビーツ加工品を選んでいただけたそうです。 選んでいただけて、嬉しい限りです!! 現在では村の栄養士さんグループ「ベジフルグループ」さんと一緒になり、おいしい商品を開発すべくミーティングを重ねているそうです。今までにもすでに何品かお披露目がされていて、開発品第一号は昨年2017年の高山村ふるさと祭りにてお披露目された「ビーツパン」。ピンクのパンを使ったバーガーと村の特産品の「枝豆」をあしらった遊び心あふれるパンでした。

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第二号は、先日道の駅「中山盆地」で行われた「たかやマルシェ☆星の市」でお披露目された「☆の三並山 特産ばっかパン」と「ビーツうどん」。 三並山をモデルにした三食パンと高山村の特産である枝豆とうもろこしなどが入ったサックサクのかき揚げがのった、あっさり味の喉ごしスッキリ絶品うどんでした。

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即完売で写真撮れずでした。星に見立てた金平糖が学生さんらしくて可愛かったです。

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透明なおつゆが徐々にピンクに色づいていくのも面白かったです。

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そして、この「星の市」の時に、学生さんより「原料となっているビーツのことをもっと詳しく知りたい、栽培現場を見てみたい、栽培してみたい」との声があがり、今回畑見学が行われた、という経緯でした。 ビーツができるところから興味を持ってもらえるなんて、とても嬉しいことです!!

ビーツの種類や、栽培における注意点、KimidoriFarmとしてのこだわり、などなど・・・ 学生さんは、皆さん、とても熱心に質問してくださったので私たちも知っている範囲でお答えさせていただきました。参考になれていれば幸いです。

 

ビーツのパウダーは天然素材100%です。 何も添加していない分、やはり着色料として使用する際は、合成着色料に比べると不安定です。その為、「なかなか難しい」「きれいに発色させるのに手を焼いた」というお声をいただくことも度々あります。 今回お披露目された特産品第二号の「うどん」でもいかにきれいに発色させ、かつ味もよくするか。。。ということを課題に、それこそ鍋の素材から見直して試行錯誤を繰り返したそうです。とても美味しかったので、今後どこかで食べられるようになったらいいなぁと思います。

 

そして、第三号が4月の29日、同道の駅の公園のオープニングイベントにてお披露目されるそうです。どんな特産品が開発されているのか楽しみです!当日はなかなか盛大なオープニングイベントになるそうなので、ぜひ春の高山村へ遊びにいらして下さい。道の駅の直売所の野菜もだいぶ賑やかになってきていますよー!

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