2018/05/28 11:41

現在、Kimidorifarmの畑ではスイスチャードとビーツの葉っぱが彩豊かに育っています。 少しでも多く日光を集めようといわんばかりに、ややぷっくりした葉を大きく広げて、時折吹き抜ける風に気持ちよさそうに揺られている姿はなんだかとても愛らしいものがあります。

 

ところで、ビーツには大きくざっくり分けて、赤、黄色、縞々、白のものがあります。そして、そのビーツの色が葉脈に現れます。こちら、一昨年のビーツの写真ですが、それぞれのビーツで葉っぱと葉脈の色が違うのがお分かりいただけますか?

ビーツの色の違いは含まれる色素(アントシアニンの一種)の割合の違いだそうです。 たくさんの種類のビーツを植えれば、畑も必然的にカラフルになるのですが、現在は主に、赤いビーツ(デトロイトダークレッド)を主に栽培しているので、葉の色も、葉脈の色も赤になっています。


 

それに引き換えスイスチャードは芽が出て大きくなるまで何色になるか分からないというお楽しみがあるので、畑が想像以上にカラフルになります。そして葉物なのに、とっても色鮮やかです。

 


まだあまり目にする事が少ない「スイスチャード」実は、和名では「不断草(ふだんそう)」という名前があります。葉が次々に成長し、1年を通して収穫できることが由来だそうです。 そして、このスイスチャード、実は葉菜として改良されたビートの一系統。ビーツとともにほうれん草と同じグループに属しています。

その為、味も、食べ方もほうれん草と同じように調理すればよいので意外と手軽に食べられます。ただ茹ですぎるとせっかくの色がくすんでしまうので要注意です。 

 

さっと茹でて、スライス玉ねぎ、トマトと合わせて、オリーブオイルと酢と塩、お好みで蜂蜜少々と合わせてサラダにすると美味しいですよ。お好みでナッツやヘンプシードを散らすのもお勧めです。

 


根っこは美味しくないけれど、次から次へと生えてきて、長い間食べられるスイスチャード。

食べてくれと言わんばかりに育ったら、自ら土から出てきて、根っこまで余すことなく食べられるビーツ。 同じグループに属す植物なのにこうも個性が違うなんて、面白さを感ぜずにはいられません。 毎日野菜の姿を見ていると、個性が見えてきてとても楽しいです。今シーズンはどんな姿が見られるのか、とても楽しみです。


kimidorifarmのスイスチャードは群馬県高山村の道の駅「中山盆地」で購入できる日があります。詳しくはお問い合わせ下さい。 また、ビーツも収穫に先駆けてご予約承り中です!詳しくはホームページ、kimidorifarm.com よりお問合せください。