2018/06/23 14:13

一般的に「きゅうり」の旬は6〜8月の初夏〜夏と言われています。水分が98%で、体を冷やす作用があるといわれています。暑い日に、冷えたみずみずしいきゅうりを丸かじり!なんて、最高ですよね。まさに夏の風物詩。


ところが、同じきゅうりでも、kimidorifarmのある群馬県高山村で先輩農家さん達が代々種を継いできた伝統野菜「高山きゅうり」の旬は夏〜晩秋。なんと、できる時期によって味わい、楽しみ方が変わります。

夏場にできる高山きゅうりは、日光も雨もたくさん浴びてグングン大きくなります。収穫時期には、その日の収穫が終わる頃には、始めた場所のきゅうりが採り頃になっているくらい!やや大げさですが、実際その位のペースで大きくなっているのではないかと思う位早いです。おかげでさっぱりスッキリした味わいになり、味噌や塩もみなどとの相性が最高です。

そして晩夏以降はゆっくり、じっくり大きくなるので味にやや深みがでて甘みもでます。重さも顕著に変わるので水分量もだいぶ違うようです。その為、生食、漬物はもちろん、炒めたり揚げたり汁物に入れたり…と加熱調理にもとてもよく合います。

楽しみ方色々な高山きゅうり。 やっと高山きゅうりの赤ちゃんと言われるものができてきました。黄色い花の下にあるぼつぼつした儚げなきゅうりが、もうしばらくしたら全長20cm以上の存在感ある見事なきゅうりになります。


よくズッキーニと間違われるのですが繊細な味わいで柔らかい種が美味しい高山きゅうり。今年の夏はぜひ高山村の伝統の味をお楽しみ下さい。