2019/04/03 13:58
ついに、新しい元号が発表されましたね。
昭和から平成に変わった時の事はあまり覚えていないのですが、今回の改元は心に残るものとなりそうです。
新元号「令和」出典元の万葉集「梅花の歌」。この機会に読んでみましたがなんとも清々しく、透明感があって春の訪れに心踊る感じがしました。
万葉集が編まれた時代の家屋は、きっと今の家屋と比べ物にならないほど寒かったでしょうから、春の訪れの悦びはひとしおだったのではないでしょうか。
今は当時とは比べものにならないほど暖かい家に恵まれていますが、寒い冬の終盤には気が塞ぎます。それでも、梅の花が咲くと、寒いのもあと少し、と元気が出ます。寒くても、散歩に行こうか、と春を探しに行きたくなります。外に出たら、オオイヌノフグリやフキノトウなど、足元に行きがちな春の目線をグイッと上に上げてくれる梅の花。高山村もようやく梅が開花して春本番。
今日は五穀豊穣を願うお祭りが「明神様」にて行われました。寒い日でしたが、春の明神様のお祭りでは新一年生へのご祈祷も行われるので、賑やかな春の始まりとなりました。
もうすぐ始まる「令和」の時代、込められた願い通りの時代になったらいいなと思います。