2021/05/10 14:06

久々に心躍る出土品がありました。


今までも、畑を掘っていたり、根菜類を収穫をしていたりすると、土器やら道具やらの破片が出てきたことはあったのですがこんなにしっかり残っているのは久々です!本物っぽいけども、素人なので分かりません。


ところで、高山村には「中山敷石住居跡」という縄文時代中期といわれる住居跡があります。


今までも、その近くでは多くの出土品があったそうなのですが、最近は少なくなり、この矢じりの様な物が出できたのは大分離れた山の方。


もしかして、生活に使うものではなく、狩の時に獲物に投げて、無くしちゃった石槍みたいな道具?などなど、ワクワクしちゃいます。


学生時代、教科書の写真でみた縄文土器。縄縄の模様の土器、位の印象しかなかったですが、畑で実物(の破片)を見て、実際の縄縄の模様を見ると「おぉぉ〜これが噂の!」と、テンションが上がります。まさに古代を偲びながらの農作業。


縄文時代から脈々と、ひっそりと人々の生活を育み繋げられているのも、ずっとずっと土や水、木や草花、虫や獣達が、野菜や果物、動物が生きる山を育て続けてくれていると感じます。何年も何年も育み続けてくれる自然界に、感謝と尊敬の気持ちでいっぱいです。


それにしても、今でもずっと縄文時代のなにかしらの破片が見つかり続けるなんて、いったい当時はどんな位の量の物を埋めてたんでしょうね…土器だからまだ良いけど。