2021/06/30 15:31
ビーツ、といえば「赤色」が有名ですが、実は黄色や、白、赤と白の渦巻きなんかもあります。
(写真は2016年にKimidorifarm&kitchenで栽培した赤、渦、黄、白ビーツ。白は今年は栽培していません)
ビーツの色は、ベタレインという色素によるもので、このベタレインは「ベタシアニン(赤紫)」や「ベタキサンチン(黄色)」の2種類に分類されます。この2種類の色素の配合の割合の違いによってビーツの色が変わるのだそうです。
ベタ・・・ばかりでややこしいですね。
余談ですが、この「ベタ・・・」は最初にこの物質の抽出に成功したビート(ビーツ)のラテン語名「Beta vulgaris」に由来するそうです。
「ベタ・・・」はビーツからです!という主張の強さ。二度と忘れない感があります。ちなみに、このベタレインは、蛍光を発する花にもみられるそうです。どうりで、箱詰めしたビーツがなんだか蛍光色に見えるわけです。もしお手元も届いたビーツが、なんとなく蛍光色に見えても驚かないでくださいね。
さて、いろいろな色のビーツ。それぞれに良さと個性があるのですが、ざっくりまとめると、色が薄くなるほど独特の香りが少なく、マイルドになる傾向にあります。
ビーツを食べたいけれど、お料理が真っ赤になってしまうのは抵抗があるな・・・という方や、あの独特の香りが苦手だな・・・という方はぜひ、ゴールデン、または渦巻きビーツをお試しください。
ゴールデンビーツ
名前の通り、ゴールデンイエローのビーツ。
茹でると少し色味が薄くなりますが、酢漬けにすると、驚くほど鮮やかに発色します。
サンドイッチやハンバーガーに挟んだり、バーベキューのお供に・・・彩の良さではNo.1です。
渦巻きビーツ
赤と白の渦巻き模様が美しいビーツ。
ぜひ生で細切りにしてサラダに。
シャキシャキ食感と、赤と白のかわいいアクセントが、ほかの野菜の美味しさを邪魔することなく、主役級に彩を加えてくれます。
もちろん、両方とも茹でてもローストしても美味しいですよ。それぞれに違った美味しさがあるビーツ。お好みの色を見つけていただければ幸いです。
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この機会にぜひ、ご利用くださいませ。